7月10日(水)今年度1回目の校内研究が行われました。
研究主題「心豊かに人と関わることのできる児童の育成~自分の思いや考えを伝え合う表現活動を通して~」にして,これまでの国語の研究を踏まえながら,新たに三か年計画で進めているところです。本日は,以下の手立てを検証しました。
【視点1】表現力を豊かにする指導の工夫
これまでも取り組んできた「スピーチ集会」という場設の中で,自分たちの過去の様子を視聴させることにより,良い点や改善点を見つけやすくする。
小グループにすることで,互いの距離を縮め,話が弾みやすくする。異学年を意図的に編成し,良いところを見つけたり,真似したりしやすくする。
【視点2】自信を持って人と関わることができる指導や取組の工夫
話す内容を予めテーマを設定し,話に入りやすくする。
校長として,よかった,うれしかったと感じたことは以下の2点です。
・子供たちがこれまでの経験を自分なりに客観的に振り返ることができていて,「これではまだまだだめなんだ,もっとできるんだ。」と感じ,向上心を持って活動に取り組んでいたこと。特に高学年の子供たちが,話合いを積極的に進めていました。
・授業が終わった後に,(このあとのプールの確認もありましたが)自然発生的に先生方が集まって授業の振り返りが行われたこと。
もちろん,成果だけでなく課題もたくさんあげられました。あくまでも「共同研究」です。それぞれの「理想の姿」や「手立ての変更」も話題となりました。最終的に,子供たちにそれが返っていけばいいので,この研究はきっとうまくいくだろうなと感じました。
子供たちも先生方もとてもよかった1日となりました。100てんです。